こんにちは、メタクリルです。
こんな方におすすめ
- 「勉強してしてるのに点数が上がらない人」
- 「フル単を目指している人」
今回は、薬学部に在学している僕がフル単を取るための勉強法を研究論文や体験談を基に紹介したいと思います。
実際、僕は勉強法が確立されていない頃のテストは再試に引っかかっていた時期も多々ありました。
しかし、今回紹介する勉強法により再試に引っかかることは無くなりました。
勉強法が確立できていない人、自分の勉強法と比較したい方は参照程度にどうぞ!
自分が拡散型or保全型なのかを理解すること
これはドラゴン桜でも取り上げられていて科目数が多い薬学部には勉強を始める前に一番大切です。
自分が拡散型or保全型なのか診断テスト
あなたはゲーム又は読書をする際、
B.一つずつを終わらせてから次に取り組みますか?
Aを選んだ人→拡散型
拡散型・・・すべての科目に手を付けて置きたいタイプ。
Bを選んだ人→保全型
保全型・・・一つの科目を完璧にしてから次の科目に移行するタイプ。
これらに成績の優劣はなくあくまで自分の型を見極めることです。
ココがダメ
自分の型と勉強法が矛盾していること。
保全型なのに拡散型のような勉強をする人は知識が浅くなります。
拡散型なのに保全型のような勉強する人はテスト範囲が終わらない。
自分の型を理解していないで友人と同じように勉強している人は勉強効率が悪くなるので要注意です!
勉強時間
薬学部は暗記の占めるウェイトが大きいためどれほど効率が良くても時間は十分に確保しなければいけません。
ポイント
効率とは、短時間で合格ラインに達することではなく「定められた時間内に完成された仕事割合」のことを言います。
式に置き換えると効率=出力/入力=仕事/時間
今回は仕事を大きくする方法を紹介しますが、人間の脳にはキャパシティーがあります。
自分に合った時間(期間)を確保しましょう。
東大医学部を卒業した河野玄斗氏によると結果とは「努力の方向性」×「かけた時間の量」によって決まると述べています。
どちらか一方が欠けても、結果につながりません。
彼がおすすめする勉強法は逆算勉強法です。
目標を知って具体的なゴールを設定する
ゴールまでにやりたいことを決める
やるべきことをスケジュールに落とし込む
実践する
進み具合を定期的に確認する
出典元 シンプルな勉強法 河野玄斗
これらは薬学にも通ずる勉強法です。
例えば、膨大の科目と情報量をいつまでに覚えて、確認テストを行った結果、足りない知識を確認して勉強することは必須です。
また、努力の方向性には勉強法以外にも教授のくせや過去問から傾向を抑えて勉強時間を設定することも重要なことです。
真面目に全部やろうとするとドツボにはまるため割り切ることも大切です。
中学高校ではテストの2週間前から勉強し始めても間に合いましたが薬学部では2ヵ月前から始めてフル単取れるかどうかです。
一問一答を作る
自分は一問一答を基盤に勉強することにより飛躍的に勉強効率が上がりました。
メリットは知識の点を増やすことにより、やがて線になると言うことです。
知識が線になった時、やっと人に説明できるレベルになったと言えるでしょう!
臨床の科目を例にすると、「直接ビリルビンの高値はなに?」「ビリルビンの合成経路はなに?」などビリルビンというテーマ一つだけでも問題は多く作れます。
これらの情報はおそらくレジュメに書かれていると思いますが、なんとなく勉強している人の正答率は低いと思います。
実際、問題形式で勉強していなかった頃は、「勉強したのに答えられない」という感覚は多くありました。
この勉強法はマーカーを引いた重要語句をシートで隠す「テスト効果」を使った勉強法と類似しています。
おすすめの方法はノートの左半分に問題を作り、右半分にオレンジペンで答えを書きます。
初めは挫折することも多いですが、できなかった問題は印をつけて、次の日にできなかった問題だけを解くことが大切です。
人間は反復を行うと何も見ないで思い出す「想起」に陥ることがあります。
想起によって呼び起こされる記憶力は研究結果から50~70%上がることが分かっています。
書くことは極力抑える
薬学部の勉強はほとんどが暗記です。数学のような解法を導く勉強はほとんどありません。
つまり、合格を取れない時の多くの原因はテストまでに間に合う余裕がないということです。
書いて覚えることは読んで覚えることより5倍もの時間を使います。
例えば、 友達の名前、電話番号、好きな曲の歌詞など人間は書いて覚える行為は行っていないため、「書くことでしか覚えられない」は間違っていると思います。
しかし、読んで覚えるためには正しい勉強法をしなければいけません。
また、書くことの重要性は確かにあると思います。
書く勉強法のメリットについて知りたい方におすすめです。
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【書く 読む】どっちが効率的な勉強法?
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復習
復習は勉強の中でも最も大切なことです。
皆さんはエビングハウスの忘却曲線という言葉、一度は聞いたことがあるでしょう。
例えば、「人間は1日たつと74%忘れる」有名な話です。
では、人間にとって最も良いとされる復習の方法は知っていますか?
B:講義の翌日になってから復習をする。
皆さんはどっちの方が正しい復習だと感じましたか?
正解はBです。
1913年に心理学者のバラード博士とウィリアムズ氏が発表した論文では学んだ直後よりも日の間隔を空けた復習の方が多くの内容を覚えていたことが判明しました。
これをバラード=ウィリアムズ現象と言います。
そして、「どのくらい間隔を空けて復習するのがベストなのか」についてピョートル・ウォズニアックが発表した論文があります。
2回目 7日後に行う
3回目 16日後に行う
4回目 35日後に行う
5回目 62日後に行う
この数値はあくまで理想値ですが2ヵ月前からテスト勉強をする方にはお勧めです。
間違えた問題のみを復習
一問一答、過去問などで間違えた問題だけをピックアップして復習することは効率的です。
勉強しても成績が上がらない人は多くの時間をできる問題に費やしているのではないでしょうか?
長期記憶に入った問題は早々に忘れることではないため、できない問題にマークをしてまとめましょう。
まとめ
薬学は勉強時間がそのまま成績として現れる分野です。
勉強しているに成績が上がらない人は勉強の仕方が疎かな人が多いかと思います。
今回は勉強の仕方がわからない人の役に立てれば良いと思い記事にしました。
皆さんの合格を祈っています。